えつきのひとりごと
6月5日と、6日にかけて、神戸の新開地にあるボートピアを視察してきました。
区民台東21全員、自民党1人、公明党1人、区民クラブ1人の計9人です。
前にも書いたように、今、浅草にボートピア(競艇の船券売り場)の建設計画が起こり
ました。
反対、賛成の陳情が区議会に出されました。
6月25日の企画総務委員会で審議することになっています。
そこで、実際にボートピアがある場所を視察し、いろいろな問題点をこの目で確認す
る 必要があると思ったのです。
賛成者の意見は、ボートピアが建設されれば、年間約300日の開催になるから、
船券を買いに来る人達が浅草に来て、お金を落としてくれる。
ボートピアの売る上げの約1,5パーセントのお金が地元の整備資金としてボートピア
から、支払われる。そのお金で、浅草活性の基盤整備をしたい。推定で年間約6億円
から7億円 に上る。雇用促進にも役に立つ。というような意見です。
反対者の意見は、今まで、競輪、地方競馬の発券所を反対してきたのに、
もし、船券売り場を認めてしまったら、今まで反対してきた他の売り場も認めざるを
得ない。
つまり、ギャンブルの町になってしまう。風紀も乱れ、浅草に家族ずれで着て頂いて
いるお客さんまで 浅草から離れてしまう。こんなところが、大きな意見のように思われます。
そこで、HPの1,2,3の写真は、神戸の新開地にあるポートピアが開催されている
ときの、 ポートピア周辺の様子です。ガードマンが立っていて、交通整理とか、自転車の整
理、掃除をして、 町に迷惑がかからないようにしています。しかし、写真を見てもわかるように、ボー
トピアに船券を買いに来ている、 人達は、施設の中にはたくさんいるのですが、外には、ほとんどいません。
次の写真は、ボートピアの2階3階で船券を買う人達です。
決して、いいとは思えません。この人達が、浅草の街の中で一杯飲みながら回遊した
ら浅草の町は どうなってしまうのかは、想像できます。
しかし、5階、6階で、入場料を払って船券を買う人達は、まったく違います。
つぎは、NPOの街づくり協議会の人達の説明を受けているところです。
大まかには、船券売り場が出来てよかったという意見です。
神戸震災後、新開地の再考をするには、ボートピアからくる、整備資金が大きな役割
を担ったということです。
また、現在でも、その資金を使って、イベントをしたりして街のイメージを高め、
来客者が年々増えている。しかし、ポートピアにくる1日約3000人ぐらいの人達
は、 商店街の客とはなっていない。逆に、そのイメージで今までの客が離れて言った。と
いう意見もありました。
次の写真は、神戸市役所で、ポートピアからくるお金の流れを聞いています。
約3億円強のお金が、一般財源として神戸市に入ります。
この金額は、新開地にあるポートピアの売り上げの1,2パーセントだそうです。
その説明を聞くと、もし浅草で船券売り場を開設したら、新開地の倍以上の客が来る
と想像がつきますので、 約6億円から7億円は台東区には行ってくるでしょう。
船券のお客も、新開地で1日3,000人くらいですから、6,000人から7,0
00人の人が船券を求めて 浅草に来ると思われます。
神戸市に入った一般財源の3億円強は、地元との話し合いにより、
新開地周辺の基盤整備費と、新開地で行われるイベント等に使われています。
しかし、一般財源なので、本来、この予算を使わなくても、市独自でやる基盤整備費
の上に このお金が乗っかっているのかは、わかりません。

確かに、年間6億円から7億円のお金が、浅草に投入されることは大きな魅力です。
今の浅草の状況を見て、パチンコ屋や中央馬券場があるから、この施設が一つ増えて
も、 たいして変わらない。それよりも、この施設から上がるお金で浅草再開発をしたほう
がいい, という意見もあるでしょう。
しかし、新開地には、立ち飲みやもない。屋台の飲み屋も出させない。そんな条件
で、 船券を買いに来るお客の回遊性を遮断しています。
もし、浅草ならどうでしょう。立ち飲み屋もある、屋台の飲み屋もある。
そんな状況で、1日6,000人から7,000人の船券のお客が来た場合、
そのお客は、必ず回遊します。そんな町を想像してください。

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上記NEXTから視察時の画像が
見れます