2014年第一回定例会一般質問            
     
                 

浅草 1 ・ 2 丁目のテーマパーク化に向けての組織作りについて

[野駅公園口の歩道化に向けての社会実験として土日祭日を歩行者天国に

『心のバリアフリー・おもてなしの心店の育成に対する取り組みについて』

今後の特別養護老人ホームの整備について

 
                 
                         
     

 

[浅草 1 ・ 2 丁目のテーマパーク化に向けての組織作りについて ]

たいとうフロンティアの木下悦希です。

我が会派の水島みちのり議員についで質問をさせていただきます。

今回の私の質問は、 2020 年の東京オリンピック・パラリンピックに向けての提案と質問です。

まず、最初は、浅草 1 ・ 2 丁目の町づくりについてです。

この質問は、平成19年の12月と、平成25年の2月に我が会派の河野じゅんのすけ議員が、歩ける町づくりの質問と、道路空間の質問をしました。その質問を土台に 2020 年のオリンピック・パラリンピックに向けての浅草の町づくりをどう進めていくのかの提案と質問です。

何と言っても、浅草と上野は台東区で世界に知られる二枚看板です。観光客誘致の面から考えても、まず、この二枚看板に観光客の誘致を行わなければなりません。

そこで、浅草の国際通り・雷門通り・馬道通り・言問い通りの中にある浅草寺を中心とした、浅草 1 ・ 2 丁目の町づくりをどうするかが必要だと思います。

この問題は、地域の方々のコンセンサスがなければできない話であることは充分に知っておりますが、ひとつのたたき台としてあえて提案いたします。

それは、浅草 1 ・ 2 丁目をテーマパーク化にすることです。その第一歩として、この地域を自動車と自転車の乗り入れ禁止時間規制をかけます。

その事において、安全、安心にゆっくりと町を歩きながら観光できるのです。また、六区ブロードウエーの駐輪自転車の一斉排除になります。

その上で、この場所に、オープンカフェや、イベント広場等ができるようにするのです。

当然、先ほども申し上げましたが、このような町づくりは、地域の皆様の理解と協力がなければ出来ません。

そこで、 2020 年に向けて浅草1・ 2 丁目の町づくりについて、この地域の方々による組織を立ち上げ、その組織の中で、浅草 1 ・ 2 丁目のグランドデザインを話し合い 50 年・ 100 年後には、イタリアのベニスやヨーロッパにある旧市街地のような町づくりを進めていく第一歩になればいいと思うのですが、区長のお考えをお聞かせください。

「区長答弁」

木下議員の質問にお答えします。

ご質問の第1は、浅草1・2丁目のまちづくり組織についてでございます。

現在、「浅草地区観光まちづくり推進協議会」や地元商店街から、「浅草六区ブロードウエイ」において、オープンカフェやイベント広場を創出するような「オープンモール化」が提案されております。

区といたしましても、その提案に対しては、道路空間の活用による、まちのにぎわいを創出するという観点などから、先進事例などを踏まえ、検討しているところです。

まちづくりの推進や、そのための組織づくりについては、私も議員と同様、地域のみなさまの皆様のご理解とご協力が不可欠であると認識しております。この地域には、既存のまちづくり組織がございますので、ご提案の内容をお伝えすると共に、この地域のまちづくりについて、引き続き、地域と一体になって取り組んでまいりたいと考えております。

 

[上野駅公園口の歩道化に向けての社会実験として土日祭日を歩行者天国に]

二つ目の質問に入ります。

この質問も、 2020 年オリンピック・パラリンピックに向けての質問です。先ほどの質問でも申し上げましたように、浅草と上野は台東区の二枚看板です。

そこで、上野の山の文化ゾーンの観光客誘致に向けて、上野駅公園口の整備について提案と質問をいたします。

かねてより、上野駅公園口の問題については、いろいろな提案がありましたがなかなか前に進んでいないのが現状です。

上野駅公園口の年間の乗降客は平成 24 年度の入場者数が5,312,209名、出場者数が 7,146,460 名。平成 25 年度は、入場者数が 5,098,190 名で出場者数が 6,687,069 名です。

皆様もご存じのように、上野駅公園口を出ると、すぐに道路になっておりその道路には信号機がついております。土日、祝祭日や人気のある展覧会などがあると、この公園口は人、人、人でパンク状態になります。

ということは、 2020 年のオリンピック・パラリンピックで世界中から観光客を呼ぼうとしたらこの問題は何とかしなければならない問題です。そこで、ひとつの提案をさせていただきます。公園口に面している道路は、上野中央通りから、上野公園通り・区道第 58 号線が上野駅公園口までで、そこから先は上野公園になっていますが道路と駐車場に使われており、輪王殿にぶつかると、東京芸術大学方面と両大師橋方面に分かれています。

この道路を歩道化したらいかがでしょうか?

上野中央通から坂之下の駐車場までは、車道として残して、両方向にします。坂之下から上野駅公園口まで歩道にします。

そうすることにおいて、坂之下から上までにはのぼり下りのエスカレーターを設置できます。公園口の前は広場になります。公園口を過ぎたところは、今の駐車場と道路を一体化してロータリーにします。これにおいて、上野の山文化ゾーンの入り口である上野駅公園口から降りた人たちはスムーズに上野文化ゾーンにむかえます。と口と絵では簡単に言いますが、これは大変なことだと私も認識しています。しかし、何としてもここの問題は 2020 年までには解決しなければならない問題です。

そこで、歩道化が可能か土日、祝祭日にこの道路を歩行者天国にした社会実験をいたしたらどうでしょうか?前にも、歩行者天国の話を進めた経緯があることはお聞きしていますが、再度チャレンジしてみたらいかがでしょうか?

区長のお考えをお聞かせください。

「区長答弁」

ご質問の第2は、JR上野駅公園口前の道路についてでございます。

上野駅公園口前における歩行者等の混雑の問題につきましては、私も十分認識しているところであり、区といたしましても様々な検討をしてまいりまいたが、埋設されている都市インフラの関係や周辺各施設への動線の確保などの課題があり、解決に至っておりません。

議員ご提案の歩行者天国につきましては、歩行者の安全確保や混雑緩和有効な方策であると考えておりますが、当該道路が、中央通りから上野公園方向に向かう主要な道路であること、また、沿道の駐車場、事業者等の理解を得る必要があることなど、社会実験とはいえ、
実施には様々な課題がございます。

今後、交通管理者をはじめ関係機関と協議しながら検討してまいります。

 

「心のバリアフリー・おもてなしの心店の育成に対する取り組みについて」

2020 年のオリンピック・パラリンピックに向けての 3 つ目の質問入ります。 2020 年のオリンピック・パラリンピックの観光客の誘致を行うにはバリアフリー化は欠かすことのできない施策です。区としては、国・東京都・各事業者と連携してバリアフリー化進めていくのは当然です。しかし、中小企業の多いい台東区においては、各個店のバリアフリー化は非常に難しいと想像できます。そこで、心のバリアフリーを徹底的に行うことが必要だと私は考えています。一言に、「心のバリアフリー」といいますが、果たしてなんなんでしょうか?障害福祉課から頂いた資料によると、「心のバリアフリー」とは?と書かれてその後にこんな文章が続いています。「バリアフリー」とは、もともと建築用語で「バリア ( 障壁 ) 」を「フリー ( のぞく ) 」つまり障壁となるものを取り除き、生活しやすくすることを意味します。建物内の段差など、物理的な障壁を除去と言う意味合いから、最近ではより広い意味で用いられています。そして、具体的にはと続き、1、道路や建物の入り口の段差などの物理的な障壁2、障害があることを理由に資格・免許等の付与を制限する等の障壁3、音声案内、点字、手話通訳、字幕放送、わかりやすい表示の欠如などによる文化・情報面での障壁4、心無い言葉や視線、障碍者を擁護されるべき存在としてとらえられる等の意識上の障壁 ( 心の壁=心のバリア ) その中で、4の障壁をなくす、ソフト面での取り組みが「心のバリアフリー」として考えることになります。と、わけのわからない文章になっています

私は、「心のバリアフリー」を知るには、障碍者の方々とのふれあいが必要不可欠だと思っています。

私は、議員になる前にボランティア活動をしていました。

その活動の中で、ボランティアというものがなんなのかという壁に何度もぶつかりました。そして現在、私は、このボランチィア活動ではなく、人と人と個人と個人のつきあいに大きく方向転換しています。それは、付き合えば付き合うほど、友情が芽生えてくるからです。
だから、一緒に飲みに行く。一緒に旅
に行く、一緒に映画を見に行く。

その時に、一緒に行く友達が車いすに乗っていたり、視力に障害があったり、言語に障害があるだけなのです。

そしてその友人から、どうすれば 一緒に行動できるのかを聞いてそれを実行するだけのことなのです。

普通に、その事が、心の壁をなくすことなのです。

区長の、「心のバリアフリー」に対するお考えをお聞かせください。

この、区長の「心のバリアフリー」の考え方を、2020年の東京オリンピック、パラリンピックにむけて、台東区が中心になり、社会福祉協議会・社会福祉事業団・障碍者団体等々が心のバリアフリーカリキュラムを作成します。

そのカリキュラムに沿って、「心のバリアフリー・おもてなしの心」を台東区の隅々まで浸透させるのと、同時に、全国、全世界にその取り組みを発信するのです。

当然、このカリキュラムを達成した、観光にたずさわる店舗には、だれがみてもよくわかるような、マークみたいなものを台東区が責任を持って出します。

仮称、「心のバリアフリー・おもてなしの心店」なんてどうでしょうか?

インフラ的なバリアフリーも心のバリアフリーが伴わなくては、ただの安全器具です。心のバリアフリーと皆さんがおもてなしの心と兼ね備えたら、インフラ整備のバリアフリーをおぎなえるほどの力強いものだと私は思います。

私は、台東区にどなたが来ても、わけ隔てなく、旧友に会えるようなそんなまち、お年寄りに優しいまち、ハンデを持った人にやさしいまち、子どもと来ても安心安全なまちを、2020年のオリンピック・パラリンピック、そして、その後も続くようにしていく必要があると思います。

区長の今回の所信表明演説にもありましたおもてなしの心あふらるボランティアの育成とはこの事ではないでしょうか?

区長のお考えをお聞かせください。

「区長答弁」

ご質問の第3は、「心のバリアフリー」ついてでございます。

東京オリンピック・パラリンピックの観光客誘致には、ハード・ソフトの両面にわたるバリアフリーが必要であると考えております。その中でも、ソフト面での取り組みとして、幼児から高齢者まで、障害のある人も、ない人も、すべての人が互いに助け合い、思いやりの心を持って相手に接する「心のバリアフリー」を推進することが、大変重要なことと認識いたしております。

議員、ご提案の「心のバリアフリーカリキュラム」の作成や、このカリキュラムの実施等につきましては、障碍者団体や関係諸団体と相談してまいります。

また、ご提案のマークの発行や事業の発信につきましては、東京オリンピック・パラリンピックに向けた新しい視点からの取り組みとして、今後、研究してまいります。

「今後の特別養護老人ホームの整備について 」

現在、台東区では、昭和62年に区立特別養護老人ホーム浅草が80床で開設したのをはじめ、特養谷中・三ノ輪・蔵前・台東・そして平成22年には民間社会法人による特養浅草ほうらい、平成23年に特養千束を開設して、区内に452床が整備されています。また、このほかに、三多摩地区に136床のベットが確保され、あわせて588床の特別養護老人ホームのベットがあります。

そのような整備状況の中で、平成24年度末時点で入所することが出来なかった方は457名となっています。また、25年度においても、現時点で500名程度の未入所者がいる状況となっております

厚生労働省の社会保障審議会介護保険部会の報告によりますと、2012年、65歳以上の高齢化率が24%であり、75歳以上では11,8%となっていますが、これから11年後の2025年には、65歳以上が30,3%、75歳以上が18,1%になると推計されています。さらに2055年には、65歳以上が39,4%、75歳以上が26,1%になるという報告が

なされております。

すぐ目の前に4人に1人が高齢者という時代が来ている状況です。

こうした状況の中で、我が台東区の特別養護老人ホームのベット数のうち、三多摩地区における136床は、補助期間である20年の契約が平成28年度から30年度にかけて順次、満了を迎えます。

当然、区としては、そのベット数の確保については、今から検討されているとおもいます。

また、今回、特養ホーム谷中の大規模改修を行うことになりました。ということは、区内の特別養護老人ホームの大規模改修の時期が来ている状況です。

このまま何も手を打たなければ、待機者数は大幅に増えてしまうことは明らかです。

そこで考えられるのは、民間の社会福祉法人の参入をそくし、特養のベット数を増やすことです。

しかしながら、10キロ四方といわれている台東区内においては、100床以上のベットを持たなければ経営が難しいといわれている現状と、社会福祉法人が土地を取得して、特別養護老人ホームを整備し、参入することは難しく、非常に限られたものになるのではないかと考えます。

私は、今後の特養整備をいかに進めていくかを考えた場合に、特別養護老人ホーム浅草ほうらいのように、区が所有する大規模用地を提供して整備していく方法をとらざるを得ないのではないかと考えています。

そうした取り組みは、今から計画しても5年先、10年先を見据えて行わなければ、実現できません。政府では、施設介護から在宅介護にシフトしていくとしておりますが、施設介護でなければならない人たちがいることは確かであり、特養の入所希望を退けることはできません。

そこで、今後、区は、特別養護老人ホームをどのように整備していこうと考えているのでしょうか。また、来年度、策定予定の長期総合計画において、大規模用地の活用の一つとして、特別養護老人ホームの整備をはっきり明記し、進めていく必要があると思います。

区長のお考えをお聞かせください。

「区長答弁」

ご質問の第4は、今後の特別養護老人ホームの整備についてでございます。

議員ご指摘のとおり、高齢化が進展する中で、特別養護老人ホームの入所を希望する方も増加することが見込まり、その整備は、本区にとって重要な課題であると認識しております。

これまで、高齢人口の推移や施設サービスを必要とする高齢者の状況などを勘案しながら、将来、必要なベット数を推計し、対応策を検討してきたところでございます。

現在、民間の社会福祉法人による区内参入を促進するための方策を取りまとめており、積極的に施設整備を進めてまいります。また、区が所有する大規模用地の活用につきましては、来年度予定しております新たな長期総合計画策定の中で検討してまいります。